離婚相談、離婚協議書作成

子どもの姓(氏)

watch03.jpg
離婚した時の子どもの戸籍や姓(氏)の話です。

離婚すると子どもの戸籍はどうなるのでしょうか。
簡単に言うと、「子どもの戸籍は今までどおり」です。

夫の姓を名乗る婚姻をした場合、離婚後も子どもの戸籍に移動はなく、父と同じ戸籍のままです。
たとえ母が親権者になっても、戸籍はかわりません。

母の姓とも関連するのですが、離婚後の姓と戸籍のパターンは

母が離婚後も婚姻時の姓を名乗る場合

  1. 子どもの姓は変わらない・父と同じ戸籍のまま
  2. 子どもの姓は変わらない・母の戸籍に移す

母が離婚後旧姓に戻る場合

  1. 子どもの姓は変えない・父と同じ戸籍のまま
  2. 子どもの姓を母の旧姓にする・母の戸籍に移す

となります。

同一の戸籍に違う姓が混在する事はできません。子どもを母の旧姓にする場合、必然的に戸籍の移動を要します。

子どもの戸籍を移動する場合、家庭裁判所の許可が必要になります。
許可を得るため、子どもの住所地を管轄する家庭裁判所に「子の氏の変更」を申し立てます。離婚後も婚姻時の姓を名乗っている場合、子どもの氏は変わりませんが、やはり「子の氏の変更」を申し立てることになります。

裁判所への申し立ては子ども本人が行います。子どもが15歳未満の場合は親権者が申し立てる事になります。

裁判所から許可を得て役所へ届け出れば、父の戸籍から除かれ(除籍)、母の戸籍に入ります(入籍)。

※「親権者は父親だが母の旧姓を名乗る」事も可能です。子どもが15歳未満の場合、裁判所への申し立ては親権者である父が行うことになります。

子どもの意思で元の姓にもどることができる

watch01.jpg

子どもが未成年の間にされた「氏の変更」は、子どもが成人したとき1年に限り(つまり二十歳の間だけ)、役所への届出だけで元の氏(つまり結婚していた時の姓)に戻すことができます。家庭裁判所の許可は必要ありません